ポイント乞食

たかだか1pt、多くても2ptのために、嘘をついてまで『アンケートはてな』に回答する人を、私は心の中でこう呼んでます。いい言葉じゃないのは承知してます。心の中で呼んでるなら書くなと言われそうですが、『ポイントゲッター』という他の人が使っていた呼び方は、『誤爆』と並んで違和感があるので、表に出してみました。
閑話休題。というか以下、本題。

アンケート1は、今日現在で最高の回答数を集めたアンケート、皆さんどこに住んでいますか?という極めてシンプルな質問。回答者1218人、うち選択肢関東 [ 東京 | 神奈川 | 埼玉 | 千葉 | 茨城 | 栃木 | 群馬 | 山梨 ]を選んだのは約半数の640人。
アンケート2は、アンケート1の『いわし』南関東と北関東の割合も見てみたいなという投稿があったのを受けた質問。アンケート1の開始時刻(2004/06/25 00:23:18)の約21時間後(2004/06/25 21:39:36 )に開始され、終了はほぼ同時(1週間後)だったはず。
アンケート2は、関東に住んでる人に質問ですで始まり、具体的な地域を尋ねたもの。ご丁寧に、関東以外の人(1point get用)という選択肢まで用意されている。
アンケート一覧では両者の間に12個程別の質問が挟まるものの、どちらも十分に長期間(1週間)、十分に多い人数に対して、そしてほぼ同時期に行われているので、サンプルは大部分が共通するはず。
サンプルがほぼ等しいという前提の上で、皆が(両アンケートに)正直に回答していれば、アンケート2の回答者は640人程のはず。実際は、732人。
アンケート2で、ポイント用選択肢(と区切り用のダミー選択肢、どちらもアンケート1では用意されていない)を選択したのは133人。つまり、アンケート2の結果を信じれば、関東在住は599人。さらに、ポイント狙いながら、真摯に(少なくても嘘はつかずに)アンケートに回答しているのは133人。
また、アンケート1で関東在住と答えた640人のうち41人は、アンケート2に回答していないか、嘘をついている可能性がある。前述のように、サンプルがほぼ等しいと仮定しているので、アンケート1では、少なくても41人が、ポイント狙いのために悪意を持って(嘘をついて)回答していると考えられる。
以下、かなり恣意的な、根拠の薄い、とりあえずの結論。
最大1218人の『アンケートはてな』回答者のうち、少なくても41人(3.4%)は嘘をついてでも1ptを欲しがる『ポイント乞食』。ただし、『ポイント乞食』が全員「関東」と回答する合理的な理由はないので、640人中41人(6.4%)が『ポイント乞食』の可能性も高い。
アンケート2の回答総数732人中6.4%(47人)が『ポイント乞食』だとすると、さらに『ポイント乞食』もポイント取得用選択肢があればそれを選択すると善意に解釈すれば、ポイント取得用選択肢がある場合にのみ設問に該当しなくても回答する『ポイントゲッター』は、732人中86人(11.7%)。
もちろん、『ポイント乞食』がアンケート2でも適当に回答してる可能性はあるし、『ポイントゲッター』がポイント取得用選択肢がないアンケート1では適当に回答してる可能性もある。

マルクス主義

hatena:1089168832
社会主義」でも「共産主義」でもなく、マルクス主義とは何でしょうか?である点がちょっとひっかかった質問。18歳の弟に説明するための質問とのこと。
『共産党宣言』(岩波文庫)『空想より科学へ』(岩波文庫)でも読ませておけばいいのでは?と思ってしまうのは、両者を高校入学の時に父親からプレゼントされた私だけなのかもしれないが、さして厚い本でもなく、18歳(高校3年生)ともなれば十分読めると思う。
回答しなかった理由。単純に『共産主義』または『社会主義』という意味で使っているのか、『空想社会主義』との対比として『マルクス主義』としているのか判断できなかったから。多くの回答者は前者ととったようだし、質問者の方も特にコメントで補足していないので、おそらく前者だったのだろう。
しかし、18歳の少年が何で今更『マルクス主義』なんだろう。

いろいろ

hatena:1088940233
意味は分かるが、意図が分かりにくい質問。

質問

CSSを使い、HTMLを正しく使ったサイトでは、ユーザーがCSSをオフにしているとブラウザに関わらず概ね似通った表示になるので、それが知りたいのかな?
と思ったら、これがわかれば各ブラウザにあわせたCSSの設定もとても楽になると思うとコメントしているから分からない。
ブラウザにあわせたCSSってことは、各ブラウザのデフォルトに準じた文字サイズや装飾のCSSを作りたいということ?だとすれば、通常、ブラウザにデフォルトで指定されているプロパティを設定しなければよいだけ話。
font-size: smallが各ブラウザでは何%にあたるのか」といったことを調べたいのなら分かるし、あれ系のコミュニティに情報はたくさんあるけど、h6要素が何%(何pt)に設定されているかを知っても使いようがない気がする。
「要素」でなくタグと言ってしまっているあたり、正しいHTMLや、正しいCSSの使い方への理解が不足している印象。

回答

前述のように意図は分からないが、k318さんの回答は意味すら取り違えてる。
aki73ixさんの回答は概ね的外れ。
Marsさんが回答しているスクリプトは、currentStyleを使っているためにIEでしか利用できないものの、十分な回答。(出力があまりに冗長なので、cssTextプロパティだけを出力した方がよさそう)

var Msg=''; 
function styleViewerS(O) { 
 if(O.tagName) { 
  Msg += O.tagName+' '+O.currentStyle['cssText']+'\n';
 }
 for(var X=O.firstChild;X;X=X.nextSibling) styleViewerS(X);
}
function styleViewer() { 
 styleViewerS(document.body);
 document.getElementById('T').value=Msg;
}

OperaMozillaならgetComputedStyleを使えばいいはず。リソースを漁ってデフォルトのCSSを読み解けるかも。
ともあれ、やっぱり質問意図が分からない。

微妙(保留)

hatena:1088887544 ☞
質問者の方は分かりやすく質問してるけど、如何せん、『はてな』に法解釈は重いかも。というわけで、回答者の方に悪意はないと重う努力。(24時間待ってから回答してれば、確実に対象外)
ちなみに、現実の事例にういてのアドバイスならともかく、この手の解釈の問題や、ソースを探すような場合、『アソコ』の『アソコ』で、専門的っぽくかつ人気のありそうな『アレ』を見つけて、質問。適度に時間をおいて、『アレ』した後で、敢えて素人でも分かるようなメチャクチャなことを書いて、ツッコミに期待するのが最善。ツッコミの情報で足りない場合は、煽る!

少年法

hatena:1088897895 ☞
[刑の重さ]厳罰を持って臨むべき[更正]更正の可能性を信じるべきを選択。
私見では、少年であっても成年であっても更正の可能性信じるべき、ただし、更正の可能性だけを理由に成年と比べて明らかに軽い刑罰には反対。(厳罰という言葉はやや強すぎる感がある)
少年法ではなく、刑法の責任能力の一環として扱えば十分だと思う。

親殺し(保留)

hatena:1088883334 ☞
回答条件の(1)日本の 「親殺し」「親族殺人」に関するデータに興味がない。
終了前『いわし』があれば、(2)親殺しに関する法律は「尊属殺人」で容易に検索可能と伝えてあげたいところ。まあ、(1)を調べる過程で(2)も容易に見つけられるはずだから回答者の手間が増えるわけでも、(2)、(3)のみの回答はご遠慮くださいと書いているから、善意の回答によるポイントの無駄使いは回避できそうなので、ポイント送信で伝える程のことじゃないか。
昔はこのくら厳しく罰せられた
(「このくらい」のタイプミス?)については、「死刑」という意味では極刑でそれ以上というのは想像しがたいけど、近代以前に遡れば「絞首刑」以上の厳罰はあるはず。

やっぱり「尊属殺人」知らなかったようで。

hatena:1088883334#a3

既に廃止されてる。いくらなんでも、誰かツッコミを…(昼食後、13時)

hatena:1088883334#a5

さすがにツッコミ入った。一安心。

軍法会議(保留)

hatena:1088887544 ☞
現有知識だけでは自信がないし、訳す時間を取るほどの興味はないので、『いわし』が開いたら投稿するかも。

http://www.au.af.mil/au/awc/awcgate/ucmj.htm
Uniform Code of Military Justice(統一軍事裁判法/統一軍事司法法典)はそもそも、通常の司法手続きとは別の枠組み。
訴追権が、(通常の)検察官でなく、軍当局または国防総省、またはその総司令官たる大統領にある、はず…
微妙なのは、最終的審判権が大統領、国防長官にあるので、彼らが訴追権を行使しなくても、他のプロセスも用意されているかもしれない。
http://www.army.mil/references/UCMJ/#SUBCHAPTER%20V.%20COMPOSITION%20OF%20COURTS-MARTIAL
この辺を訳すと書いてあるはず。
捕虜虐待(ジュネーブ条約)とかと違って、純国内法的な問題だから、(国家または軍として)訴追権があるだけで、訴追義務はないはず。
ただし、通常の司法手続きと同様、安易な不起訴(いきすぎれば「超法規的措置」)は司法の信頼度を下げるので、軍法会議での「情状酌量」か、判決直後の「恩赦」を求める方が無難かな。同様の理由で、合衆国政府(大統領)としても表立って確約はできないだろうけど。

邦訳もありそうだな…
条文のURLを提示して、「和訳して下さい」という質問にするのも考えられるけど、洋の東西を問わず法文ってのは言外の意味があるから、難しい。英語が得意な友人は概ね理系だし、法律が得意な友人は概ね英語ダメだし。仕様書に近いものがあるから理系の人でも専門用語知ってればいけるかも。
どちらかと言うと、引渡しの必要性の方に興味あり。

回答とコメントによっては、「おせっかい」回答しようかと思ったけど、よく分かってる質問者のようで、的確に回答の誤りや不足点を補足してるので、必要なさそう。(昼食後、13時)